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今回は、いよいよ公募が開始された注目の補助金、「中小企業新事業進出補助金」について詳しくご紹介します！

この補助金は、既存事業とは異なる新しい市場や、より付加価値の高い事業への進出を検討されている中小企業の皆様を力強くサポートすることを目的としています。 設備投資などを支援し、生産性・収益の向上、ひいては従業員の賃上げへと繋げていくことを目指しています。

新しい挑戦をお考えの企業の皆様、ぜひ最後までお読みいただき、本補助金の活用をご検討ください！

中小企業新事業進出補助金とは？

中小企業新事業進出補助金は、企業の成長・拡大に向けた新規事業への挑戦を後押しする補助金です。

＜補助対象者＞ 企業の成長・拡大に向けた新規事業への挑戦を行う中小企業等

＜補助上限額＞ 従業員数に応じて補助上限額が異なります。

• 従業員数20人以下：2,500万円（大幅賃上げ特例適用で3,000万円）
• 従業員数21〜50人：4,000万円（大幅賃上げ特例適用で5,000万円）
• 従業員数51〜100人：5,500万円（大幅賃上げ特例適用で7,000万円）
• 従業員数101人以上：7,000万円（大幅賃上げ特例適用で9,000万円）

※補助下限額は750万円です。

※「大幅賃上げ特例」とは、事業終了時点で①事業場内最低賃金+50円、②給与支給総額+6%を達成した場合に適用され、補助上限額が上乗せされます。

＜補助率＞ 1/2

＜補助対象経費の例＞ 建物費、構築物費、機械装置・システム構築費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費、広告宣伝・販売促進費など、幅広い費用が対象となります。

※その他詳細は公募要領をご確認ください。

活用イメージ

具体的にどのような事業で活用できるのでしょうか？いくつかの例をご紹介します。

• 機械加工業のノウハウを活かして新たな分野へ: 既存の機械加工技術を応用し、新たに半導体製造装置部品の製造に挑戦する。
• 異業種への進出: 医療機器製造で培った技術力を活かして、蒸留所を建設しウイスキー製造業に進出する。

このように、自社の強みを活かしつつ、これまでの事業とは異なる分野への挑戦を考えている企業様に最適な補助金です。

申請までの流れ

補助金申請の一般的なステップは以下の通りです。

1. 事前準備: 新規事業の検討や事業計画の策定を行います。
2. 公募開始～交付候補者決定: 申請受付、公募締切、審査を経て交付候補者が決定されます。
3. 交付決定～補助事業実施: 交付申請・決定後、補助事業を開始します。事業終了後には確定検査と補助金の確定、そして請求・支払いが行われます。
4. 補助事業終了後: 事業化状況報告や知的財産等報告が必要となります。

第1回公募が開始されました！

中小企業新事業進出補助金の第1回公募が開始されています。

• 公募開始: 令和7年4月22日（火）
• 申請受付: 令和7年6月頃（予定）
• 公募締切: 令和7年7月10日（木）

この機会をぜひお見逃しなく！

さいごに

中小企業新事業進出補助金は、新規事業や高付加価値事業への進出を目的とした機材導入や宣伝費用など、幅広い費用が補助対象となる汎用性の高い補助金です。

「新たな挑戦をしたいけれど、費用面が心配…」とお考えの企業様にとって、非常に魅力的な制度です。

当事務所では、補助金の活用に関するご相談を承っております。申請サポートも可能ですので、ご興味がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。